8月28日(火)、我孫子市アビスタで「My望遠鏡で月を見よう」観望会の応援をしてきました。今回のイベントは、アビスタの「アビスタ学び隊」主催のイベントで、15倍の望遠鏡を工作して、その望遠鏡で月を見ようとの、ものでした。募集人数は小学生4年生以上の15人で、応募者数はなんと60人だったそうです。このような工作すると言うイベントは、学校の理科離れと言われる時でも人気はあるのですね。大切にしたいと思います。
連日の猛暑続きの中、15時集合し、アビスタの担当Hashimotoさんに挨拶。早速、機材を屋上に搬入。汗だくの中、セッティング。15:30ころには参加者の子供さんがぼちぼち集合。第2教室から空を見ると雲があって、心の中では月さえ見られば良しと考えました。16:00にはまだ1人の子供さんが来、いませんでしたが、イベント開始宣言。子供さんら緊張している様子でした。主催者側の挨拶に続いて東葛星見隊のメンバー紹介。早速、望遠鏡工作前のレンズの性質、望遠鏡の種類と使い方をおよそ1時間解説しました。もっと時間が欲しかったように思います。と言うのは、レンズ、望遠鏡とも実体験をしながら解説を聞いていただくことが、将来の望遠鏡操作、星空観望の際に大変役に立つからです。また、実体験用の望遠鏡を車に忘れたため、子供さんに実体験をしてもらえなかったこと大変申し訳なく思っています。
17:00から望遠鏡の工作です。今までの経験から、工作に当たって必ず子ども自身勝手に組上げて、実際に風景を見たらはっきり、すっきり見えないと泣きじゃくしていましたこと、実感しています。そのため、肝心の接眼レンズ組み込みは時間をたっぷり取って組上げました。あとはそんなに難しい工作はないので、スムーズに組上げることが出来て、工作開始後40分くらいで完成しました。早速、風景を見ました。子供さんの目の色が変わって望遠鏡を食い入るように覗きました。「ボケているー」「見えないー」などの声が方々から出てきました。ピント合わせしてやり、覗いてもらったら、「すごいー」「はっきり」「よーく見えるー」と次々に明るい声になりました。子供さんすっかり和んでいました。18:00軽食タイムとなり、アビスタが用意していただいたおむすびをほおばりました。18:50屋上に出て、観望会開始。風があって、天頂付近から南側に雲があり、月が見え隠れしていました。工作望遠鏡で月を見るための竿を組上げて、6人ずつその竿で月を導入してもらいました。ここで導入の仕方を説明して導入してもらいましたが、なかなか上手く導入が出来ず、しょぼくれる子供さんがいましたが、でも、導入できて、満面の顔になり、「クレーターか見えた」と大変喜んでいました。この時点で、メンバーがセッティングした望遠鏡で西の空低い位置にある土星と火星を観望してもらいました。子供さん、アビスタの方々「すごーい」「輪が見えたー」と興奮気味でした。月、アルビレオ、北極星、夏の大三角などなど見てもらって、子供さんが得意とする「バーチャル天文知識」と本物を見比べてもらい、大変有意義なイベントになりました。予定の終了時間19:50を過ぎても皆さん、一生懸命観望していましたので、20:10に終了宣言をしてお開きにしました。機材撤収後、アビスタ担当者に挨拶して、うおえもんにい行き、夕食と反省会をして、21:50解散しました。Kounoさん、Naitouさん、Fujitaさん、Marukawaさん、大変お疲れ様でした。Kishino
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