いよいよ、金環日食の時間になりました。先ほどより、雲が少し増えて、肝心の太陽が見えなくなったりで気が気ではありません。7:35:25世紀の金環日食。雲に隠れながらも、まず、第一接触、この時、600mmカメラレンズをシャッター、(画像処理を確認したら、ベイリー
ビーズがしっかり写っていました)、周りの100人に及ぶ参加者の皆さんは万歳、万歳、万歳と大変興奮の頂点に達していました。拍手も方々で長く続いていました。続いて、金環日食状態になり、ここでも、拍手喝さいで鳴り止まず、またもや興奮状態になっていました。ピンホール式の機器担当のTomatuさんに確認したら、穴と言う穴が全部金環日食状態になっていると返事がありました。横目でその方向を見るとたくさんの参加者が見入っていたり、写真を撮っていたりで、この機器が演出してくれた金環日食は大成功でした。このときにも600mmレンズカメラはシャッターの連続、連続。参加者の皆さんは安全メガネで見たり、投影式(担当Kounoさん)を見たり、望遠鏡を見たりで大騒ぎになっていました。金環日食の状態時雲がさらに増して、安全メガネをつけると見ずらくなって、参加者の中には、直接目で見ている人たちが多くいました。それでも、見方の解説をしたので、長い時間は見ていないようでした。次に第二接触このときも600mmレンズカメラはシャッター連続でした。これも、画像を見たら、ベイリービーズが確認できていました。およそ、5分弱という、あっという間に世紀の金環日食の最大イベントは終了となりました。このときも方々から拍車、拍車の大喝采でした。これから、仕事に向かう方や朝食などで帰宅する方々が一気に帰宅を始めて、数分後には半分くらいの方々がいなくなっていました。このとき、初めてピンホール式機器の記念写真を撮ることに気がつき、撮りましたが、金環日食状態はすでに終わっていて、三日月状態を心の中で残念、残念と思いながら撮りました。あとで画像を確認したら、およそ400個のピンホール全部が半月状態で写っていました。それにしても、金環日食の状態時に撮れば良かったなと後悔しました。金環日食終了の9時過ぎまで見て、写して、機材を撤収して帰宅しました。最後まで参加者の皆さんに説明や機材の運転などを担当していただきましたAraiさん、Kounoさん、Niatouさん、Tomatuさん、大変お疲れ様でした。また、参加された皆さん、世紀の金環日食観望、朝早くから来ていただき、大変ありがとうございました。Kishino