2024年7月15日月曜日

第7回 画像処理講座が開催されました

7月13日(土) 東葛星見隊結成20周年記念として、第8回画像処理講座が我孫子市北近隣センターにて開催されました。 隊員22名が参加。 第一部として、観望会担当の林さんから「観望会で必要な知識」について講義をして頂きました。 元地学の先生ということもあって、基礎の部分から高校生レベルまで、観望会でよく質問が出るような事象について教えて頂きました。 
第二部はメインの画像処理講座です。講師は市村さんで、その内容は「誰にでもできるPixInsightのワークフロー」でした。 最近多くの人がこのPixInsightを使用しておりますが、アプリケーションが非常に多く、パラメーターやワークフローによって出来栄えが違うため基本を押さえることが大事です。市村さんはその基本をしっかりマスターし、テキストを使いながらわかりやすい解説で講義をして頂きました。 今回はM81を題材に、WBPPから色合成、最新のBXTやSXTなどを駆使して補正を行い、最後は星なし画像と星画像をあわせ見事な銀河に仕上げました。 他の人が処理している様子を見ることは貴重で、自分とは違ったパラメーターに大変感心しました。 普段入選されている方でもすべてを使いこなすことは難しく、たくさんの方が集まってその手法を学ぶことが大切だと強く感じました。 このような活動を続けて来たおかげで、東葛星見隊は毎年たくさんの入選者を排出しております。
 講義の終了後は暑気払いを行い、普段お会いできないみなさんと交流を深めました。

2024年6月20日木曜日

布佐小学校 4年生 出前授業

6月20日 布佐小学校にて4年生の授業を応援してきました。 星の勉強は実際夜に行うことはできないため先生方も苦労しているようです。 違った視点で星に興味持ってもらうよう東葛星見隊に要請がありました。 授業では天の川・夏の大三角・星の色について学習します。 説明するとなると簡単には行きません。天の川だって銀河系から説明する必要がありますし、星の色だって温度が関係します。 解説の岸野さんは(30分という時間もあって)苦労しながら、いろんな工夫をして説明していましたが、普段の天文教室よりは反応が鈍くちょっと難しかったかもしれません。 それでも質問コーナーでは数人が手をあげて星の距離や数など質問してくれました。 最後には代表の児童2人から、大変勉強になった・興味がわいたと感想をもらい、お礼を頂きました。 担当の先生から写真の提供を要請され学習に参考になるような数点を入り口に展示してもらいました。 授業と併せて星に興味持ってもらいたいと思います。 8月11日には社協の主催ではありますが、同じ布佐小学校で観望会を実施します。授業を聞いた児童がたくさん来て来ると嬉しいな。

2024年6月18日火曜日

5月25日(土)道の駅 てんと星空観察隊観望会

5月25日(土)道の駅 てんと星空観察隊観望会 春の星空は、夏や冬の星空と違って、星団、星雲などが少なく、少し寂しい星空ですが、 遠くの銀河が観望できる星空です。 予定の観望天体は、ミザール・アルコル二重星、プレセペ星団、M3・M13球状星団、 M81・M82・M104銀河などです。 天文教室が19:30に終了して、参加者の皆さん観望会場所へ移動してきました。 早速、レーザーポインターを使って、春の大三角、春の大曲線や北極星、春の1等星 スピカ、アークツールス、レグレスをガイドしました。この時間までは、雲は出て いたものの、何とか観望できそうでしたが、北西側にあった厚めの雲が、一気に 南東側に動き出し、あっという間に空ほぼ全体に覆ってしまいました。 そのため、予定していました観望天体は、残念ながら、ほとんど見えなくなり、時折 雲間にアークツールスが見え隠れしたりという観望会になってしまいました。 電視観望も、M81、82を映し出しましたが、わずかな雲間の時間だったため、M81の 渦は写っていなく、M82も不規則の様子が出ていなく大変しょぼい写りで、参加者の 皆さんの感激の声はなかったです。とても残念でした。 球状星団は概ね写っていて良かったとの声がありました。 次の時は、晴れて、手賀沼の星空を堪能してもらいたいと思いました。Kishino

2024年5月19日日曜日

親水広場観望会

 5月18日(土)

親水広場の観望会がありました。

事前申し込みの方、子供からお年寄りまで約40人が参加しました。

当日は快晴が続くものの、西から雲が接近、開催前に一時薄雲が広がりました。

いつものことではありますが、やきもきしながら開始時間を待ちました。

午後7時、天文教室へと参加者が集まりました。

今日の星空の説明の後、天文クイズで参加者を盛り上げます。

そうこうしているうちに薄雲がやってきました。
天文教室を早々に切り上げ、天体観測へと移動しました。
晴天なら球状星団や銀河も見る予定でしたが、月が中心で観測してもらいました。
対象が月だったため、参加者にスマホで撮ってもらうことにしました。
スマホの機種によっては大変きれいに撮影ができ大変喜んでいただきました。

また電子観望ではスタッキングできるため、月以外の対象をたくさん見せることができました。M13やM51・・ 画像が出るたびに皆さんは感嘆の声をあげていました。
雲が多いときは有効な観望方法です。

8個半ごろにはお開きとなりました。




2024年5月14日火曜日

エンジョイ手賀沼「太陽観測」

 朝から、曇り空で、午前中は時折、日が差し込む程度でしたが、今回は、太陽活動期に入って、地球10個分に相当する黒点があったり、フレア発生、オーロラの話題があったりで、日が差し込むとそれぞれの望遠鏡には人が集まって、見たり話を聞いたりしていました。午後にはほとんど曇りの状態になって、機材持ち込みの応援者は、手持ち無沙汰となってしまいました。太陽観察はできなくなって、操作体験が中心となりました。1家族の操作体験が終わる前にはすでに次の家族が待ちになる状態が、イベントの終わる15時ころまで続き、およそ15組の家族が体験し、大満足で、一様に「ありがとうございました」とお礼を言ってくれました。うれしいです。この操作体験は、次に順番待ちしている家族は、現在やっている操作の様子が見え、聞こえて単なる操作体験ではないと理解している様子で、長い時間を辛抱強く待っていました。この本格的操作体験のきっかけは、午前中に5年生の男子小学生が、いつも通りの遠景の鉄塔を入れるものでしたが、かなり、男子小学生自身積極的で、太陽光が差し込み、黒点観察になった時も操作体験もずっと一人で、操作していました。その小学生にファインダー内での操作体を習得してもらった後、望遠鏡を組み立てした後、月や土星などを最初に導入する操作手順と長い時間見るための本格的操作方法を教えてやりましたら、その後、自分自身で何度も何度も練習して、完璧に習得しました。帰り際に来て、来年も、エンジョイ手賀沼へ来ますと言って、大変満足して帰りました。今までは、単なる操作体験でしたが、以上のような操作体験は、家で眠っている望遠鏡や初めて天体を見たいことで新規に望遠鏡を入手したい家族にも役に立つことが、今回の体験で、今後本格的な操作体験も出来るようになったと思います。Kishino



2024年5月13日月曜日

東葛星見隊 結成20周年 写真展 親水広場・水の館

 東葛星見隊 結成20周年 写真展 親水広場・水の館

(5月11日~6月11日)
第3弾の写真展が始まりました。
今回は我孫子市親水広場・水の館
1階 手賀沼ステーション内の特別展示です。
近隣の方是非足を運んでください。



展示設営の様子



2024年4月20日土曜日

てんと星空観察隊in手賀沼フィッシングセンター中止

 本日の「てんと星空観察隊in手賀沼フィッシングセンター」は残念ながら中止となりました。

このところ天候に恵まれません。
次回は
5月11日(土)水の館写真展設置
5月12日(日)エンジョイ手賀沼
5月18日(土)親水広場観望会
5月25日(土)道の駅観望会
皆さんよろしくお願いします。

2024年4月7日日曜日

写真展のご意見ご感想

先月行われました東葛星見隊20周年記念写真展道の駅「つばさ」が無事終了しました。写真を提供して頂いた方、展示・撤収をお手伝いいただいた方、ありがとうございました。
写真展ではQRコードからGoogleformでアンケートを実施しました。こちらは3件の入力がありました。また会場に記帳用ノートを用意し感想を書いて頂きました。半分落書きもありましたがいろんな感想を書いて頂きました。
これらを東葛星見隊のHPにまとめました。皆さんに一読お願いしたいと思います。
http://www.hoshimitai.com/ 中ほどの「写真展のご意見ご感想」クリックしてください。

次回の写真展は5月11日から一か月間 手賀沼親水広場・水の館にて行われます。 

2024年3月5日火曜日

道の駅しょうなん 観望会

 3月2日
柏市道の駅しょうなんにて観望会が行われ、約60人の親子が参加しました。
この日は午後晴れ間が広がるということで開催となりましたが、夕方になっても雲が取れず、雲間からやっと木星が見える程度でした。
スケジュールは
17:30〜18:00 受付&ミニスイーツ配布
18:00〜18:20 天文教室
18:20〜19:30 天体ガイド
といった具合ですが、何せちらっと木星が見える程度なので、退屈しないよう天文の話題を提供しました。特にフリーの星空アプリに興味をもたれ、その場ですぐ入れて、雲で星は見えませんが、空にスマホを向けて、便利なアプリに感心していました。










写真展第二弾、道の駅しょうなん「つばさ」にて開催

 東葛星見隊20周年記念写真展の第二弾として、道の駅しょうなん「つばさ」にて、3月2日~31日まで開催いたします。

写真は12月に実施したものとほぼ変わりませんが、レストランの入り口ホールには、たくさんの人に見た頂けるよう展示されています。

今回は額の形を合わせ配置しました。周りには休憩用のいすがあり、じっくり写真を見られるようになっています。

また、アンケート用紙(QRコードによる)や記帳用ノートも用意したので、見学者の反応が楽しみです。

設営に参加された隊員はお疲れさまでした。










2024年2月4日日曜日

手賀沼 水の館 親水広場観望会

 2月3日(土) 我孫子市親水広場で観望会が行われました。

この日は夕方から曇りの予報が出て実施するかどうか本当に迷ったところです。

参加者は親子約40人。いざこれから星空教室を始めようというとき、薄雲が広がってきました。挨拶もそこそこに、まずは星を見よう!ということで、星空教室は中止し観望会場へ移動しました。

薄雲はあるものの、木星やシリウスが輝き、よく見るとオリオンの姿が見えます。

まずは木星を観察、そしてオリオン大星雲、スバル。それぞれの望遠鏡で皆さんたっぷり観察しました。

徐々に雲は厚くなって19:00ごろにはほとんど見えなくなりました。

それでも約1時間ほど観望会ができたので主催者とも一安心でした。










2024年1月21日日曜日

 1月20日(土)

我孫子市アビスタにて天体望遠鏡制作と観望会が行われました。

この日は大寒でしたが寒くなく一部雪の予報もありましたが雲間から月が見えました。

残念ながら観望会まではできず、天体望遠鏡制作と天文教室の実施となりました。

我孫子市内の児童生徒20人が参加。4年生から中学2年生までの元気のいい子供たちが、初めて望遠鏡つくりに挑戦しました。





レンズ4枚を筒の中にはめ込み完成です。凸レンズや凹レンズを間違えると大変なので念入りのチェックし、周りの講師たちが確認します。
出来たらみんなで外を見て完成です。

その時雲間から月が見えました。あわててみんなを外へ連れだし、出来立ての望遠鏡で月を見ました。「うぉー」という歓声があちこちから聞こえ、クレータをしっかり見ることができました。

しばらく観察後、天文教室を約1時間行いました。皆さん大変熱心で講師も汗をかきながらの熱演ぶりでした。



2023年11月28日火曜日

11月18日(土)親水広場観望会

 11月18日(土)親水広場観望会を応援してきました。

主催者さんに聞きましたら、定員50人に近い応募があったと言っていました。

集合の17:30近くになっても、10数人しか集まっていません。

当日の予報は、夕方頃まで、雲があって、その後は、晴れになる予報でした。

でも、17:30天文教室が始まるときは、分厚い黒い雲が覆っていました。

天文教室が終わった18:00観望会場所に行くと、少し雲は残っていましたが、

その後、晴れになっていきました。

早速、Yoshitakeさんが、北極星、土星、木星など今夜見る天体をレザーポインター

ガイドしてくれました。

今夜は、FujitaさんとShimizuさんは土星、Sakaiさんは木星、Ibukaさんは

ペルセウス二重星団、Yoshitakeさんはアルマク二重星、Hayashiさん、Kazamiさんは

月とすばる、電視観望でアレイ星雲、アンドロメダ大銀河をKishinoが担当しました。

ドブソニアン担当のIbukaさんは、秩父在住で、遠路はるばる応援して貰えると言うことで、

当夜は、月齢5.0の月が、西の空にありますが、影響は少ないと判断して、50cm

ドブソニアンでペルセウス二重星団を見てもらいました。さすがに50cmの威力は、

すごいもので、星のつぶつぶはもちろん、星の色の違いをしっかり確認できました。

8台の望遠鏡で見てもらいましたが、参加者の方が少なかったので、あっという間に

一巡、二巡?してしまって、観望会もにぎやかさが普段より少なく、19:00頃には

終了になりました。それぞれの天体をいろいろの望遠鏡で見てもらい、参加者の皆さん

満足して帰られました。お疲れさまでした。Kishino
















2023年11月5日日曜日

10月21日(土)フィッシングセンター観望会 (てんと星空観測隊in手賀沼フィッシングセンター観望会)

 10月21日(土)フィッシングセンター観望会 (てんと星空観測隊in手賀沼フィッシングセンター観望会)が行われました。

フィッシングセンターは柏市と我孫子市にまたがる手賀沼の東に位置し、キャンプ場やドックラン、レストランが併設されています。

手賀沼は鳥のメッカで夕方になると夕日と鳥と手賀沼を背景に多くの写真家でにぎわいます。

この日は北から寒冷前線が南下中で雲が多く、かろうじて月や土星などを見ることができました。しかしあっという間に雲に隠れ、一部の人は残念ながら見ることはできませんでした。

参加者は親子約40名で東葛星見隊から6台の望遠鏡が並びました。

時々見える月と雲で覆われるとパソコンで今日の星空を説明し、何とか観望会を楽しんでいただきました。








2023年9月19日火曜日

9月16日 小町観望会残念ながら中止

小町観望会残念ながら中止となりました。

9月16日 土浦市で行われる予定でした小町観望会が雲の影響で中止となりました。

このところ関東地方は残暑が厳しく連日35度近くまで気温が上がっています。

そこへ南から湿った空気が流れ込み、夕方になると雲が湧き出てしまいます。

微妙な予報でしたが、SCWとWindyともに雲が多く主催者とともに中止ということにしました。

その結果の画像が下記の通りです。関東一円雲に覆われて、参加者予定の方々にも中止を納得いただけたと思います。



 

9月9日  松戸市大橋小学校家庭学級

活動報告 松戸市大橋小学校家庭学級は、今回初めての観望会です。 「子供さんが、本物の星をぜひ見たいということで、松戸市プラネタリウムに 問い合わせたら、東葛星見隊を紹介してくれて、東葛星見隊ブログの 「問い合わせに(FAQ)」から応援依頼があったものです。」 観望会当日、相変わらずの天気不安定が続いていて、 「いくつかの情報で、晴れの予報、曇りの予報があり、 晴れるのが少し、遅くなっています。 雲は出ますが、土星があり、天体など見える可能性は あります。」で、開催となりました。 19:20天文教室が終わって、校庭へ移動の時、 予報は、外れてほぼピーカン状態でした。南西の風が強かったです。 早速、レーザーポインターで、北極星、土星、アルビレオ二重星、 ダブルダブルスター、いて座付近の天の川、M27アレイ星雲、 M57リング星雲をガイドしてもらいました。 その後、参加者の方は、各望遠鏡に分かれて、眼視で 土星、アルビレオ二重星、ダブルダブルスター、いて座付近の天の川。 電視観望で、M27アレイ星雲、M57リング星雲をたっぷりと 観望してもらいました。 20:30終了時間となって、お開きの宣言しましたが、まだ、見たりない ようで望遠鏡に張り付いていました。 最後に、子供さんたちが多きい声で「ありがとうございました」とお礼が あって終了になりました。初めて望遠鏡で見る土星や二重星、たくさんの 星たちなど。電視観望で、M27で、端が赤色で、真ん中が青緑と言い、 真剣にのぞき込んで、色付きの天体を楽しんで、スマホに写して いました。主催者もとても喜んでいました。Kishino





2023年8月27日日曜日

我孫子市近隣センター 望遠鏡工作と観望会

 8月25日(金曜日)

我孫子市近隣センターにて望遠鏡工作と観望会が開催され、約40人の親子が参加しました。

まず、望遠鏡工作の時間です。講師役が望遠鏡の仕組みを説明し、それから部品のはめ込み作業が始まります。一番肝心なのは接眼部のレンズで凹凸3枚組になっています。これを順番を間違えないように筒にセットします。これが終われば約80%の作業は完了という大事な作業です。

小さな子供は手を震わせながら東葛星見隊のメンバーの指導を受けていました。




筒のセットができたら試し見です。これで確実に遠方が見られれば終了です。


完成品を持ってみんなで月を見ます。屋上に上がって・・・オォ感激!!


一旦休憩を挟んで天文教室(今日の星空)と観望会が始まりました。
外に出たときはちょっと雲があり、解説するにも一苦労です。こと座などの物語やな夏の大三角、アンタレス、アルビレオ、ラスアルハゲなどの説明がありました。
月を見ているうちに空は快晴になりました。月は半月と観測に最も適しいて、クレーターのでこぼこがはっきり見え、陰影が鋭くクレーターの内部までよく見えました。今日も眼視での観測に加え電子観望で、亜鈴星雲やリング星雲などタブレットでしっかり見ることができました。
終了間際になって土星が屋根の上から出てきました。若干時間を延長して土星も観測。予定になかった土星が見られたので参加者は大変大喜びでした。