2019年1月27日日曜日
2019.1.26我孫子市布佐南小学校観望会
ここで一言、過去の気象状況で、木曜日が晴れると土曜日ころが曇りや雨になるケースが圧倒的に多いのです。今回も24日(木)はほぼピーカンでした。26日(土)の予報は、曇り勝ちの晴れでした。午前5:30と11:30のGPV雲の動き予報によると、18:30~19:30頃にかけて、寒気の影響で北の方から千葉県へ雪雲が流れてくる予報でした。観望会は18:15~20:30となっていますので、予報通りであれば、30分ほど観望できるのですが、月が出ていない日を特別に選んでの観望会としましたので、何としても、目一杯参加者の方々に楽しんでもらいたく計画した日程です。11:54のNHK気象情報でも18時から19時ころ雲が出る予報でした。予備日として27日(日)を予定していましたが、主催者側の青少年のWatanabeさんは、本音は日曜日になると翌日仕事があるのでちょっときつい。そこで、最終判断は、もし雪が降っても風があるため積もるのではなく、風に乗って降るような雪だと判断して、開催としました。
16:30布佐南小学校へ到着しましたら、Watanabeさんが来られて、今夜の天気はどのようになるのでしょうか?と聞かれました。その時点の上空は、西の方が晴れになっていて、天頂から東側の方に雪雲が見られました。これであれば、風もあるので観望会できそうだとお互い確認しました。
17:45天文洋室が始まり、およそ30名を超える親子さんが、かなり寒いのに参加していただきました。最初は数名が来られているだけで、やはり寒いからダメかなと思っていましたところ、どんどん集まってきました。
18:15天文教室が終了するころ、天気の情報が、全面曇りと入りました。質問などの話をして時間を稼いでしのいでいたところ、晴れになってきたとの報告が入りました。
参加者の皆さんに準備して校庭へ行くようにアナウンスしました。
校庭に集まった参加者の皆さんに天文教室で勉強してもらった「星空の見方の基本」北極星の見つけ方、方位、角度を実際の星空で体験してもらいました。
北極星は、カシオペア座から見つける方法をレーザーポインターで指し示し、実感してもらいました。この時点で、雲はほぼ東へ移り、ピーカンの星空になりました。でも、風は強く、気温も2、3度くらいに思えましたが、風の影響で体感温度はもっと低く感じました。冬の大三角、冬のダイヤモンドもレーザーポインターで分かりやすく案内しました。
今回は東葛星見隊応援メンバーFujitaさん、Naitouさん、Fujimakiさん、Marukawaさん、Shimizuさん、Kaihouさん、Takeichiさん、Matumotoさんの8人が応援していただきました。ペルセウス二重星団、アルマク二重星、すばる、オリオン大星雲、散開星団など盛りだくさんの天体を観望していただきました。今回初めて電視観望でM42オリオン大星雲を
見てもらいました。望遠鏡のアイピースですと、中心部付近が大人の小指の先ほどに淡く白く見えるのですが、電視観望の天体専用COMSカメラ+77mmフローライト望遠鏡+タブレットでは、露出1秒、Gain350で大空を飛んでいる鳥の形をしたオリオン大星雲が赤い色でタブレットに写し出されて、参加者の皆さんびっくりしながら見入っていました。
たくさん見ていただき、満足の様子でしたが、寒さに耐えられず、帰宅した方がおりました。19:40予定より早めに終了宣言がありました。
機材撤収した後、体育館で暖かいコーヒーをいただき、暖ったまり。その足で、はま寿司で夕食と反省会をして、21:30ころ解散しました。
青少年の皆さん、社協の皆さん、事前準備をいただき、すばらしい観望会が出来ました。感謝感謝です。
応援の皆さん、寒い中、大変お疲れさまでした。 KIshino
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿