2024年4月20日土曜日

てんと星空観察隊in手賀沼フィッシングセンター中止

 本日の「てんと星空観察隊in手賀沼フィッシングセンター」は残念ながら中止となりました。

このところ天候に恵まれません。
次回は
5月11日(土)水の館写真展設置
5月12日(日)エンジョイ手賀沼
5月18日(土)親水広場観望会
5月25日(土)道の駅観望会
皆さんよろしくお願いします。

2024年4月7日日曜日

写真展のご意見ご感想

先月行われました東葛星見隊20周年記念写真展道の駅「つばさ」が無事終了しました。写真を提供して頂いた方、展示・撤収をお手伝いいただいた方、ありがとうございました。
写真展ではQRコードからGoogleformでアンケートを実施しました。こちらは3件の入力がありました。また会場に記帳用ノートを用意し感想を書いて頂きました。半分落書きもありましたがいろんな感想を書いて頂きました。
これらを東葛星見隊のHPにまとめました。皆さんに一読お願いしたいと思います。
http://www.hoshimitai.com/ 中ほどの「写真展のご意見ご感想」クリックしてください。

次回の写真展は5月11日から一か月間 手賀沼親水広場・水の館にて行われます。 

2024年3月5日火曜日

道の駅しょうなん 観望会

 3月2日
柏市道の駅しょうなんにて観望会が行われ、約60人の親子が参加しました。
この日は午後晴れ間が広がるということで開催となりましたが、夕方になっても雲が取れず、雲間からやっと木星が見える程度でした。
スケジュールは
17:30〜18:00 受付&ミニスイーツ配布
18:00〜18:20 天文教室
18:20〜19:30 天体ガイド
といった具合ですが、何せちらっと木星が見える程度なので、退屈しないよう天文の話題を提供しました。特にフリーの星空アプリに興味をもたれ、その場ですぐ入れて、雲で星は見えませんが、空にスマホを向けて、便利なアプリに感心していました。










写真展第二弾、道の駅しょうなん「つばさ」にて開催

 東葛星見隊20周年記念写真展の第二弾として、道の駅しょうなん「つばさ」にて、3月2日~31日まで開催いたします。

写真は12月に実施したものとほぼ変わりませんが、レストランの入り口ホールには、たくさんの人に見た頂けるよう展示されています。

今回は額の形を合わせ配置しました。周りには休憩用のいすがあり、じっくり写真を見られるようになっています。

また、アンケート用紙(QRコードによる)や記帳用ノートも用意したので、見学者の反応が楽しみです。

設営に参加された隊員はお疲れさまでした。










2024年2月4日日曜日

手賀沼 水の館 親水広場観望会

 2月3日(土) 我孫子市親水広場で観望会が行われました。

この日は夕方から曇りの予報が出て実施するかどうか本当に迷ったところです。

参加者は親子約40人。いざこれから星空教室を始めようというとき、薄雲が広がってきました。挨拶もそこそこに、まずは星を見よう!ということで、星空教室は中止し観望会場へ移動しました。

薄雲はあるものの、木星やシリウスが輝き、よく見るとオリオンの姿が見えます。

まずは木星を観察、そしてオリオン大星雲、スバル。それぞれの望遠鏡で皆さんたっぷり観察しました。

徐々に雲は厚くなって19:00ごろにはほとんど見えなくなりました。

それでも約1時間ほど観望会ができたので主催者とも一安心でした。










2024年1月21日日曜日

 1月20日(土)

我孫子市アビスタにて天体望遠鏡制作と観望会が行われました。

この日は大寒でしたが寒くなく一部雪の予報もありましたが雲間から月が見えました。

残念ながら観望会まではできず、天体望遠鏡制作と天文教室の実施となりました。

我孫子市内の児童生徒20人が参加。4年生から中学2年生までの元気のいい子供たちが、初めて望遠鏡つくりに挑戦しました。





レンズ4枚を筒の中にはめ込み完成です。凸レンズや凹レンズを間違えると大変なので念入りのチェックし、周りの講師たちが確認します。
出来たらみんなで外を見て完成です。

その時雲間から月が見えました。あわててみんなを外へ連れだし、出来立ての望遠鏡で月を見ました。「うぉー」という歓声があちこちから聞こえ、クレータをしっかり見ることができました。

しばらく観察後、天文教室を約1時間行いました。皆さん大変熱心で講師も汗をかきながらの熱演ぶりでした。



2023年11月28日火曜日

11月18日(土)親水広場観望会

 11月18日(土)親水広場観望会を応援してきました。

主催者さんに聞きましたら、定員50人に近い応募があったと言っていました。

集合の17:30近くになっても、10数人しか集まっていません。

当日の予報は、夕方頃まで、雲があって、その後は、晴れになる予報でした。

でも、17:30天文教室が始まるときは、分厚い黒い雲が覆っていました。

天文教室が終わった18:00観望会場所に行くと、少し雲は残っていましたが、

その後、晴れになっていきました。

早速、Yoshitakeさんが、北極星、土星、木星など今夜見る天体をレザーポインター

ガイドしてくれました。

今夜は、FujitaさんとShimizuさんは土星、Sakaiさんは木星、Ibukaさんは

ペルセウス二重星団、Yoshitakeさんはアルマク二重星、Hayashiさん、Kazamiさんは

月とすばる、電視観望でアレイ星雲、アンドロメダ大銀河をKishinoが担当しました。

ドブソニアン担当のIbukaさんは、秩父在住で、遠路はるばる応援して貰えると言うことで、

当夜は、月齢5.0の月が、西の空にありますが、影響は少ないと判断して、50cm

ドブソニアンでペルセウス二重星団を見てもらいました。さすがに50cmの威力は、

すごいもので、星のつぶつぶはもちろん、星の色の違いをしっかり確認できました。

8台の望遠鏡で見てもらいましたが、参加者の方が少なかったので、あっという間に

一巡、二巡?してしまって、観望会もにぎやかさが普段より少なく、19:00頃には

終了になりました。それぞれの天体をいろいろの望遠鏡で見てもらい、参加者の皆さん

満足して帰られました。お疲れさまでした。Kishino
















2023年11月5日日曜日

10月21日(土)フィッシングセンター観望会 (てんと星空観測隊in手賀沼フィッシングセンター観望会)

 10月21日(土)フィッシングセンター観望会 (てんと星空観測隊in手賀沼フィッシングセンター観望会)が行われました。

フィッシングセンターは柏市と我孫子市にまたがる手賀沼の東に位置し、キャンプ場やドックラン、レストランが併設されています。

手賀沼は鳥のメッカで夕方になると夕日と鳥と手賀沼を背景に多くの写真家でにぎわいます。

この日は北から寒冷前線が南下中で雲が多く、かろうじて月や土星などを見ることができました。しかしあっという間に雲に隠れ、一部の人は残念ながら見ることはできませんでした。

参加者は親子約40名で東葛星見隊から6台の望遠鏡が並びました。

時々見える月と雲で覆われるとパソコンで今日の星空を説明し、何とか観望会を楽しんでいただきました。








2023年9月19日火曜日

9月16日 小町観望会残念ながら中止

小町観望会残念ながら中止となりました。

9月16日 土浦市で行われる予定でした小町観望会が雲の影響で中止となりました。

このところ関東地方は残暑が厳しく連日35度近くまで気温が上がっています。

そこへ南から湿った空気が流れ込み、夕方になると雲が湧き出てしまいます。

微妙な予報でしたが、SCWとWindyともに雲が多く主催者とともに中止ということにしました。

その結果の画像が下記の通りです。関東一円雲に覆われて、参加者予定の方々にも中止を納得いただけたと思います。



 

9月9日  松戸市大橋小学校家庭学級

活動報告 松戸市大橋小学校家庭学級は、今回初めての観望会です。 「子供さんが、本物の星をぜひ見たいということで、松戸市プラネタリウムに 問い合わせたら、東葛星見隊を紹介してくれて、東葛星見隊ブログの 「問い合わせに(FAQ)」から応援依頼があったものです。」 観望会当日、相変わらずの天気不安定が続いていて、 「いくつかの情報で、晴れの予報、曇りの予報があり、 晴れるのが少し、遅くなっています。 雲は出ますが、土星があり、天体など見える可能性は あります。」で、開催となりました。 19:20天文教室が終わって、校庭へ移動の時、 予報は、外れてほぼピーカン状態でした。南西の風が強かったです。 早速、レーザーポインターで、北極星、土星、アルビレオ二重星、 ダブルダブルスター、いて座付近の天の川、M27アレイ星雲、 M57リング星雲をガイドしてもらいました。 その後、参加者の方は、各望遠鏡に分かれて、眼視で 土星、アルビレオ二重星、ダブルダブルスター、いて座付近の天の川。 電視観望で、M27アレイ星雲、M57リング星雲をたっぷりと 観望してもらいました。 20:30終了時間となって、お開きの宣言しましたが、まだ、見たりない ようで望遠鏡に張り付いていました。 最後に、子供さんたちが多きい声で「ありがとうございました」とお礼が あって終了になりました。初めて望遠鏡で見る土星や二重星、たくさんの 星たちなど。電視観望で、M27で、端が赤色で、真ん中が青緑と言い、 真剣にのぞき込んで、色付きの天体を楽しんで、スマホに写して いました。主催者もとても喜んでいました。Kishino





2023年8月27日日曜日

我孫子市近隣センター 望遠鏡工作と観望会

 8月25日(金曜日)

我孫子市近隣センターにて望遠鏡工作と観望会が開催され、約40人の親子が参加しました。

まず、望遠鏡工作の時間です。講師役が望遠鏡の仕組みを説明し、それから部品のはめ込み作業が始まります。一番肝心なのは接眼部のレンズで凹凸3枚組になっています。これを順番を間違えないように筒にセットします。これが終われば約80%の作業は完了という大事な作業です。

小さな子供は手を震わせながら東葛星見隊のメンバーの指導を受けていました。




筒のセットができたら試し見です。これで確実に遠方が見られれば終了です。


完成品を持ってみんなで月を見ます。屋上に上がって・・・オォ感激!!


一旦休憩を挟んで天文教室(今日の星空)と観望会が始まりました。
外に出たときはちょっと雲があり、解説するにも一苦労です。こと座などの物語やな夏の大三角、アンタレス、アルビレオ、ラスアルハゲなどの説明がありました。
月を見ているうちに空は快晴になりました。月は半月と観測に最も適しいて、クレーターのでこぼこがはっきり見え、陰影が鋭くクレーターの内部までよく見えました。今日も眼視での観測に加え電子観望で、亜鈴星雲やリング星雲などタブレットでしっかり見ることができました。
終了間際になって土星が屋根の上から出てきました。若干時間を延長して土星も観測。予定になかった土星が見られたので参加者は大変大喜びでした。






2023年8月24日木曜日

モラロジー望遠鏡工作と観望会

8月23日(水曜日) モラロジー道徳教育財団(麗澤大学)のイベントとして、望遠鏡工作と観望会が開催されました。 モラロジー道徳教育財団は柏市にあり、緑豊かな学園施設です。 夏休みもそろそろ終わりとなるころですが、親子で約50人の参加がありました。 開会の挨拶の後、望遠鏡の仕組みについて解説がありました。子供たちにもわかるように基本的な屈折と反射の図解と今日工作する屈折の見え方について説明をしました。 みなさんご承知のように、望遠鏡は見る対象は逆さまに見えます。
続いて工作に取り掛かりました。望遠鏡工作キットを使い15倍まで拡大して見えます。 接眼部に小さなレンズを入れ、先端には大きなレンズを組み込みます。大人には簡単ですが子供にはレンズを汚さないよう慎重な工作になります。
出来上がったら望遠鏡で会場内を見てチェック
工作のあとは観望会です。 今日見る星を会場にて解説を行いました。夏の大三角・アルビレオ・ダブルダブルスター・・・ その後近くの駐車場を会場として観望会が始まりました。 観望で人気なのはアルビレオで、オレンジとブルーに見える二重星を『銀河鉄道の夜』の内容を交えて解説しました。 また、電子観望では亜鈴星雲など肉眼では見えない対象をタブレットで見てもらいました。
昼頃雷と雨が降って夜の天気が心配されましたが、ほぼ快晴となって皆さんに満足していただきました。

2023年8月9日水曜日

8月6日(日)道の駅観望会は、残念ながら中止。

当初、8月5日(土)観望会として候補にあげましたが、当日、手賀沼花火大会があるということで、 8月6日(日)に変更になりました。 観望会は、Sakaiさん、Hayashiさん、Yoshitakeさん、Kazamiさん、Kishino の5人で 応援者が決まりました。 今夜の観望予定の天体担当は、 *望遠鏡の眼視で、  こと座のダブルダブルスターをSakaiさん、  ヘラクレス座のM13球状星団をYoshitakeさん、  はくちょう座のアルビレオ二重星をKazamiさん  M5球状星団+いて座~わし座あたりの天の川をHayashiさん *電視観望(Kishino)で、  こぎつね座のM27アレイ星雲  こと座のM57リング星雲  も決まりました。 当日参加される方への「今夜の星空」の資料も作り、準備完了です。 あとは、天気のみです。 結論は、今回8月6日(日)道の駅観望会は、曇天のため中止となりました。 原因は、7月27日発生した台風6号で、6日(日)の時点で、台風の中心から 東1000kmも離れていても、影響があり、台風の外側に温まった風が南から 吹き付けて、関東地方は非常に不安定な天気で、6日の午前中から雷を 伴って、時折激しい雨が降りました。また、雲間から激しい太陽光が照り付けて 猛暑でした。 観望会開催判断時間の13:00頃は、黒い雲が南からどんどん押し寄せてきて、 2度激しい雨が降り、主催者側のSuzukiさんと電話相談して、今回中止と決めました。 ちなみに、5日(土)は、晴れて素晴らしい15000発の花火大会でした。 5月20日(土)道の駅観望会も天気予報では、曇りと言うことで、主催者側と相談の結果、 中止となりましたが、夜の観望会時間は、晴れていました。( ノД`)シクシク…。 天気判断はとても難しいです。悩みます・・・。Kishino

2023年6月2日金曜日

5月27日(土)親水広場「星空たんけん観望会」

5月27日(土)親水広場「星空たんけん観望会」を応援してきました。 今回の応援者は、Fujitaさん、Hayashiさん、Yoshitakeさん、Kazamiさん とKishino の5人です。 毎回、観望会での天気が気になります。 今回も一週間前から天気情報を見ていましたが、うれしくない曇りが多く 少し晴れの予報が続いていました。当日の朝5:30、GPVと言う雲の動きの 予報を見たところ、19:00頃がわずかには晴れ間が出ていました。この分 だと何とか行けそうな感じでした。その後8:30のGPVも大きく変化なし、 最終判断の材料になる11:30も、ほぼ同じような感じでした。 13:00の最終判断で、主催者側と連絡を取り、「観望会中、雲が出るが、 高層の薄雲。今夜は、月齢7.8の月と金星があるので、何とかこの2つ の天体を観望出来れば、まずます良し。さらに秋の天体が少しでも観望出来 ればさらに良し」と言うことを推奨して、観望会を開催決定しました。 16:30親水広場に現地入りし、望遠鏡セッティングを始め、少し経ったら、 Kazamiさん、Hayashiさん、Yoshitakeさん、Fujitaさんが応援に来られました。 19:00から、水の館3Fプラネタリウム室で天文教室が始まるので、準備を 始めました。その時、主催側に、今日は、コロナをインフルエンザ的扱いに なって、初めての観望会で、何人くらいの応募があったかを聞きましたら、 ほぼ50人で、コロナ前と同じようになったと話しがありました。 天文教室では、星空の見方の基本、今夜の星空をいつも通り、プロジェクター を使って説明しました。 19:30過ぎ天文教室が終わって、参加者の皆さん、観望会現場へ移動して 来ました。天気は、予報と違って、かなり大きく晴れの区域が広がって いました。ただ、春特有の「春がすみ」があって、さらに月明かりも加わって、 何となく空が白っぽく感じる星空でした。 観望会の前に北極星、春の大三角、春の大曲線、今夜見る月や金星などを Yoshitakeさんに、レーザーポインターガイドで担当してもらいました。 観望会に入り、各望遠鏡毎に分かれて見始めてもらいました。 最初は金星、西の空20度付近で高度が低く、早く観望しないと観望できなく なるので。一番最初に、80倍前後で20分程度観望してもらいました。 金星は、目では点にしか見えませんが、80倍では、今日の月の形(上弦の月) と同じに見えて、参加者の皆さん、とても興味を持って見入っていました。 次は、春の星空の観望ですが、春の星空は星や天体が少ないので、観望出来る 天体が少ないです。でも、星や天体の隙間から、はるか遠い銀河がたくさん 見えています。 たくさんの銀河は、私たちから数百万光年~数千万光年の距離、中には 億光年単位の銀河もあり、9等星以下で、とても暗い天体です。 今夜観望する天体は、月、M44プレセぺ星団、夏のM13球状星団(当初は、 春のM3球状星団を予定でしたが、Hayashiさんの直視タイプのフジノン 150mm双眼鏡で観望することに変わって、M3は高度が70度ほどで、 直視タイプでは地面に仰向けになって見ることになって、大変見づらいので、 この時期比較的に高度の低い夏のM13に変更しました)、M104ソンブレロ銀河 などでした。 *上弦の月のころは、観望会では、とても人気のある天体です。その理由は、  望遠鏡を覗いたほぼ瞬間に認識できること、欠け際のクレーターがびっしり  見え、迫力があること、倍率を50倍前後で月全体が見える時にクレーター  などの形が「X]や「LOVE」の文字が浮かびあがって見える現象が面白いことに  あります。 *M44プレセぺ星団は、20~30倍程度の望遠鏡で、20、30個の星々が見えて、  春の星空の数少ない散開星団の一つで、人気があります。 *M13球状星団は、フジノン150mmの40倍では、レンズ口径150mmと大変  大きいので、粒々に近い状態で観望できますが、倍率40倍のため、星団自体  が小さくて見えて、やや物足りなさがあります。倍率が100倍程度となると  迫力のある天体に見えます。 *M104ソンブレロ銀河は、春の銀河では、明るい8等星です。でも、望遠鏡の  眼視では、街明かりで見えません。「電視観望」と言う望遠鏡に天体専用カメラ  を付けて、見えづらい、見えない天体を、タブレットに1秒から数秒の露出で、  天体の形、模様、色が見えます。M104は2800万光年の彼方にあり、かすかな  天体の光を街明かりに負けまいと写ります。でも、さすが街明かりは強烈で、  天体写真のようには写りませんが、皆さん、タブレットを覗き込み、リアル  タイムで写ったM104を「すごい」「えー写っている」と驚きで見入っていました。 今回の観望会は、終了まで安定した天気に恵まれました。 次回の8月19日(土)の親水広場「星空たんけん観望会」で、夏の星空が楽しみです。

2023年5月15日月曜日

2003年5月14日 エンジョイ手賀沼イベントが終了しました

朝からどんよりした曇りで、風はほとんどなく、ひんやりしていました。 8:30~写真掲示、望遠鏡操作体験機材を準備しました。 9時過ぎころから参加者が少しずつ増えてきました。時折、子供さんが スタンプラリーに来る程度で暇でした。先の11番ブースには、すでに 20名以上の行列が並んで申し込みをしていました。 10過ぎころから、会場にたくさんの参加者となってきました。東葛星見隊ブース にもようやく、写真展、操作体験に増えてきました。が、相変わらず、太陽は 雲の中で、わずかに太陽の光が漏れてくる程度でした。 一段落したところで、河野さんが突然応援に来てくれました。 今日は、太陽は期待できない体制でしたが、何と11時過ぎころから薄日が 差込はじめました。早速、体験から太陽観望に切り替えて、参加者に 見てもらいますが、雲の動きがあって、見えたり見えなかったりの繰り返し。 突然、大風が吹いて、写真掲示パネルが倒れてしまいましたが、写真自体に 損傷はありませんでした。また、服と危険なので、撤収しました。 今度は風見さんがひょっこり応援に来てくれました。 薄雲で条件は良くなっかたが、子供さんに太陽を見てもらったら、黒点が、 見ている表面の上部付近に3、4こ見えたと興奮しながら報告してくれたので、 紙にその様子を記入してもらい、他の人にその紙を見せて、黒点の様子を 見てもらったら、同じに見えたと何人も報告がありました。 13時ころまで見えていましたが、再び、やや厚い雲がやって来るようになって、 見えなくなりました。 14時過ぎ、最終イベントの手賀沼クートがあり、太陽も見えないので、終了に することにしました。応援していただいた皆さん、大変お疲れさまでした。 東葛星見隊ブースへの参加者数は、これから集計して、後程連絡します。 ありがとうございました。

2022年12月13日火曜日

3年ぶりの忘年会

コロナが発生して丸三年、2020年・2021年は忘年会が中止となりましたが、今年は12月10日松戸にて開催の運びとなりました。 今年は観望会の要請も多くなり、皆さんの活動が活発化してきたので、コロナ禍ではありますが要望を踏まえ開催しました。 但し、一般のコロナ対策と同じように、消毒・マスク・接収証明など厳重にお願いしての開催となりました。 いろんな事情で参加できない方もたくさんおられて、全面解禁とまではいきませんでしたが、16名の参加を頂きました。 今年は新入隊員が3名おり、観望会を手伝っていただき大きな実績となりました。その新入隊員も参加され、観望会の様子や天体写真のあれこれなどすぐに打ち解け、会話が弾んでいました。 3年分の話題がそれぞれ詰まっていて、予約の3時間はあっという間でした。 東葛星見隊は来年20周年を迎えます。この忘年会を機にさらに隊が活発化することを願っています。

2021年9月25日土曜日

望遠鏡の間違ったのぞき方、正しいのぞき方

望遠鏡の間違ったのぞき方、正しいのぞき方。 星などの天体を自分の目で見ると、大変小さく、暗かったりで、見えなかったり、見えづらかったりで、形模様などが思うように見えません。 ここで、登場するのが望遠鏡です。望遠鏡は、見えない、見えづらい天体などを大きくはっきり、くっきり(*)見るのに大変良い道具です。 (*)上空の気流の影響で、時にはくっきり、はっきりと見えない時もあります。 望遠鏡で、天体を見るとき、うまく見えなかったり、まったく見えなかったりすることが、過去の観望会で経験しています。 望遠鏡の仕組は、対物レンズと接眼レンズ(アイピースとも言う)の組み合わせで、アイピースからのぞくと、小さく、かすかな天体の光(形 、 模様、色)を拡大、はっきり、くっきり見ることができます。 過去20年来の観望会経験をもとに、望遠鏡のアイピースをのぞくことについて、説明したいと思います。 観望会時、「見えない」・「見づらい」・「・・・??」と言ったことが、必ず出てきます。その様子を観望者の隣で様子を見ていると、次の ような ことが分かってきました。間違ったのぞきかたをしていたため、「見えない」・・・の原因になっていたのです。正しいのぞき方で、楽しく観 望し ましょう ★間違ったのぞきかた 人の目は、素晴らしい機能を持っています。瞳から入った光(風景など)は、水晶体(レンズ)で屈折して、網膜(スクリーン)に倒立像 で届き、視神経が脳に伝達して、正立像に見えるような仕組になっています。 スクリーンのほぼ中央(黄斑)付近が、光を多く感じる場所になっています。このことは、このほぼ中央の付近に、天体などの淡い光が到 達しないと天体像が見えなくなってしまいます。 間違ったのぞき方の図を見てください。 1 うわ目 2 よこ目 2つの図には、スクリーンを表示していませんが、スクリーンのほぼ中央(黄斑)付近には光が、到達していないことが理解していただ けると思います。     ③は、目がアイピースに接近しすぎ。星空は暗い上に、接近しすぎで、目の中が、真っ暗になってしまい、天体はまったく見えません。 これは、目自体の問題ではないです。アイピースの仕様で「アイレリーフ」と言うものがあって、望遠鏡をのぞきとき、裸眼やメガネで のぞくなどの状況が違うので、どちらでも見やすくのぞくためのもので、アイピースと目の位置をおよそ1cm(人差指分)程度隙間を と まちがった のぞきかた ることで、天体が見やすくなるのです。   ★正しいのぞき方の図を見てください。 難しいことはありません。のぞく時、体全体を力まないように楽にして、アイピースに向かって、真っすぐのぞき、アイレリーフの隙間を取 っ てのぞけば良いのです。 でも、この「真っすぐ」がくせ者です。観望中は暗いので、アイピースがどこにあるのかが認識しにくいことがあります。また、認識できて も、 アイピースののぞき口がどの方向に向いているのかも分かりづらいです。通常、人の目は、数分経過すると、暗順応と言って、暗さに慣れて 、 ある程度暗いところでも、物の存在を認識できるようになるのです。これには個人差があります。 アイピースが認識できない時は、担当者に「アイピース、どこにあるの?」と聞いてください。「アイピースはここにあります」・「アイピ ース ののぞき口はここです」と教えてもらえます。教えてもらって、アイピースを認識したとき、アイピースののぞき口がどこの方向を向いてい る かも確認してください。確認しても、「のぞき口をどのようにのぞく」のか理解できない時は、どのようにのぞくのかを、しっかりと担当者 に 確認してください。 これで、認識・確認できました。あとは、真っすぐにのぞく=「自分の目とアイピースが垂直で、アイピースの奥をのぞく」ことが、真っす ぐのぞくと言う意味です。 もう一つ、アイピースの高さが、自分の目の位置と差異があると、間違ったのぞき方になってしまうケースがあります。 1 アイピースが、目より高い時は、踏み台などに登って、目とアイピースが垂直になるようにするようにしてください。微妙な高さの調整 は、 両足の膝を伸ばしたり、少し曲げたりして調整してください。 担当者は、背の高さを判断して、踏み台などを指示します。 2 アイピースが、目より低い時は、両足を広げて、体全体を低く、膝を伸ばしたり、曲げたりして調整し、目とアイピースが垂直になるよ うにしてください。

2020年2月16日日曜日

2020年2月1日(土)親水広場「星空たんけん観望会」 当日の天気は、数日前から晴れの予報が出ていて、当日を迎えました。 朝から、ピーカンの星空たんけん日和です。今までになく、まったくと言うほど、 天気を気にすることなく、主催者に開催できる旨、連絡が出来ました。 親水広場の第一駐車場に16:30集合。この時点でも、ピーカンの状態で、 安心して、望遠鏡をセッティングできました。 主催者側から、定員50名で、申込者が早々と満員と報告があり、私たちも気合が入っていました。 18:00からの天文教室をでは、いつも通りの「星の見方の基本」をして、当夜観望していただく 天体の説明で、「電視観望でオリオン大星雲を見よう」を中心に金星、月(月齢7.5)、 アルマク二重星、ペルセウス二重星団、M35ふたご座散開星団、M45プレアデス星団(すばる)、 M42オリオン大星雲を説明しました。説明の初めに、北極星の探し方、冬の大三角やダイヤモンド などを天文教室が終わって駐車場で、レーザーポインターでガイドすることをも説明しました。 観望会が始まりましたが、まったく天気の様子はピーカン状態でした。 レーザーポインターのガイドをYoshitakeさんにいつも通りやってもらいました。ガイドが終わり、 各望遠鏡のところに参加者が並び、観望を始めました。 天気が良いので、雲のことを全く気にすることなく安心して、望遠鏡で担当の天体を観望して もらうことに専念できました。参加者の方も、一つの天体を時間をかけて観望が出来たようで、 満足の様子でした。 東葛星見隊の応援者が、参加者の皆さんと観望した際の様子を、今後の観望会にも参考になるため、 まとめてみました。 ①月 月の表面のクレーターに人気がありますが、近時、そのクレーターの形が地球から見ると Xに見えたり、L、o、v、eに分けて見えたりで、人気が出てきています。月齢によって、 見えたり見えなかったりしますので、毎回観望できるとは限りません。 月を望遠鏡の眼視で楽しんで貰ったり、電視観望でモニタに映し出される画像を見たり できるようにした機材で対応していますと月担当のYoshitakeさん。 XやL、o、v、eなどは、ほとんど参加者の皆さん知らないので、モニタに映し出されている 月画像を見てもらい、Xなどがどこにあるのか探してもらいました。その探すことに 参加者の皆さん楽しんでいたようでした。 もう一人月担当のTakizawaさんは、月は、初心者でも見やすい対象ですが、X、L、o、v、e など新しい見方も出てきたので、改めて勉強します・・・と。 また、月面の説明のため、月面図も持ってくれば良かったとも言っています。 月面の撮影は、人気があります。Takizawaさん特許のスマホ用の撮影補助キットが上手くいって、 撮影が上手く出来たと喜んもらいました・・・。 ②アルマク二重星 目では一個の星で見えますが、望遠鏡で拡大していくと、見えなかったブルーの星が見えて びっくりと喜びを参加者が体験している様子を見て嬉しかったです・・・と担当Kounoさん。 また、目では見えない星を手動で入れたら、参加者が、そんなこと出来るんですねと、 すごく感心されました。星の話、星座の位置など話していたら、参加者の皆さんから、 いっぱい感動をもらいました。ありがとうございます。 ③ペルセウス二重星団 全天で2つしかない二重星団の一つが「ペルセウス二重星団」です。7000、8000光年と大変遠い 天体が、同じ方向にたまたま存在して、地球の私たちからは2つ並んで見える星団です。 砂粒ほどでキラキラと輝き、砂粒の宝石とも呼ばれているものです。低倍率の望遠鏡で観望 すると、2つの星団がちょうどよく視野に入り、その素晴らしい様子は目が慣れる20秒ほど 見入っているとまるで宇宙に入り込んだ様子になりますと担当のItouさん。 双眼鏡や望遠鏡の使い方を、観望の中で説明したら、家に帰って早速見たいと参加者の方。 ④プレアデス星団(すばる) 「すばる」は、日本名。地方では「六つら星」や「はご板星」などと昔から呼ばれています。 目で見ると、目の良い人や子供さんは、6個、7個見えていますが、何かもやっと一個に見えるよと 言う大人も多いです。望遠鏡の20~30倍程度で観望すると、100個以上の星々が一気に目に 飛び込んできます。迫力があります。見たこともない「すばる」を観望して「すごい」と感激 してもらいました・・・と担当のFujitaさんでした。 ⑤オリオン大星雲 2019年1月、同じ親水広場での観望会で初めて電視観望で「オリオン大星雲」をタブレットに 映し出された画像を見てもらいました。その時は、参加者の皆さん、大喜びでした。 今回は、AZマウントPro経緯台に双眼望遠鏡と反射望遠鏡13cm+ASI294MCカメラを 同架して、電視観望と眼視観望を同時に出来る体制にして臨みました。大成功でした。 望遠鏡眼視では、オリオン大星雲自体は、何となくぼーっと白く明るく見えるだけで、 写真のように色、形、模様はまったく見えません。その位置のみと星の位置が分かるだけで、 言われるまで「オリオン大星雲」の認識ができませんでした。口径20cmほどになると、 オリオン大星雲の中心部付近の星雲の様子がうっすらと認識できるようになります。 電視観望は、1秒のほぼリアルタイムで、色、形、模様がタブレットに映し出され、望遠鏡眼視 と比較にならないほど見る楽しみが倍加します。参加者の多くの皆さんが、スマホなどで 次々に撮影していました。担当Kishino kishino
2020年1月18日 我孫子市布佐小学校星空ウオッチング観望会 日中曇りで、何とか星が見えて欲しいと思い、観望会開催しました。 布佐小学校校庭に望遠鏡機材を組み立て始めるころには、金星がうっすら 見えていましたが、天文教室が終わった18:30過ぎには一面曇りとなって、 観望会は中止となりました。残念。 天文教室をした体育館で、太陽系縮小ゲームをしました。 観望会に参加していただいた方々は、およそ20名ほどで、この縮小ゲームに 子供さん10人ほど参加してもらいました。 縮小ゲームは、地球の大きさ12,750kmを厚紙で1cm作り、太陽は109cm、 水星4mm、金星1cm、火星6mm、木星11cm、土星9cm、天王星4cm、海王星4cm をそれぞれ作り、太陽を除いて、割りばしにそれぞれを貼り付けて、手で持ち やすくしてあります。 この縮小は、地球12,750kmを1cmにするには、1/1,275,000,000にします。 また、距離は、同じ縮小率1/1,275,000,000ですると、太陽と地球の 縮小距離は117mに、遠い海王星は3,355mとなって、実際そんな遠くに 割りばしの惑星を持って行ってもらうわけにはいかないので、1/100にさらに 縮小して、太陽と地球は1.8m、海王星は35mにしました。大きさと距離の 縮小率は違いますが、109cmの太陽から水星50cm、地球1.8m、木星6m、海王星 35mなどにして、体育館などでゲームができるように工夫しました。 10人の参加者には、それぞれ割りばしの惑星を持ってもらい、それぞれの惑星の 縮小位置に行ってもらって、参加者の皆さん全員でその状況を見て、聞いて 体験して貰いました。実際、海王星を担当した子供さんは、体育館の舞台の 上に乗って(およそ35m)、こんなにも遠いのだと感心しきりでした。 他の惑星担当の子供さんも、1cmとこんなに小さい地球に自分たちが住んでいて、 太陽が、なんて大きいのかとかなどなど、ゲームを一緒に楽しく体験しました。 最後に、大プレゼントしてしまいました。この太陽系縮小一式を10名の子供さんに じゃんけんで勝った男子児童にプレゼントしましたら、親子さんで大喜び。 一言、大切に使ってくださいね。 これで、観望できなかった分を帳消しするくらいの効果がありました。 主催者のWatanabeさんも大変喜んでいただきました。 その間、応援メンバーには、校庭で終わるのを待っていただき、大変お疲れ様した。 kishino

2019年9月8日日曜日

森と紙のなかよし学校を応援しました

9月7日(土)群馬県丸沼高原にて日本製紙「森と紙のなかよし学校」が開催され、そのプログラムの一つである星空観察をお手伝いしました。 台風15号の影響で天気予報は曇りのち雨でしたが、夕食をとっている最中月が見え大あわてで観望会を開始しました。 その結果逆転ホームランの天気になり、月・木星・土星・天の川を観察することができ、参加者から歓声と喜びの声が発せられました。