2012年10月23日火曜日

10月20日、21日天空2000mのオリオン座流星群

10月20日(土)、21日(日)丸沼高原で「天空2000m オリオン座流星群」観望会の応援をしてきました。20日は、18:00~18:30と19:00~19:30に「流星群を科学的に見ると・・・」の天文教室では各4、50名ほどの参加者で、思ったより多くの方々が来ていただけました。後で聞きましたら、丸沼高原の担当者Kobayashiさんが呼び込みをしていただいたお陰と分かりました。Kobayashiさん、ありがとうございました。2回目の天文教室終了後、ロープウエイで標高2000mに到着。雲が多くなかなか星空が出てくれません。時折、雲間に星空が出て、その瞬間、天の川を見たのですが、とっても濃い口の天の川でした。オリオン座流星群はロープウエイの終了時間の22:00までのおよそ2時間で20個ほどの流星群を見ることが出来たようです(推測)。板の上などにシートなどを敷き、寝転んで見ていました、流れるごとに大きい歓声が一面に響き渡っていました。持参したミヤウチ100mm双眼鏡で「すばる」、「ペルセウス座二重星団」やカシオペア座付近の天の川を雲間に見てもらいました。こちらも、見るたびに「うわー」「すごい」「きれい」・・・の歓声でした。22:00前にロープウエイで下りて、センタハウスの駐車場で星空を見ていましたが、曇り。 22:30ころになると一気に全天が晴れになり、23:00ころ駐車場のライトが消えて、星空がすばらしさを出していましたが、機材は100mm双眼鏡のみで、すばるなどを見てもらい、23:30ころお開きにしました。皆さん、満足されて帰りました。

21日は寒冷前線が、日本列島を通過中で、朝から季節風が強く、雲も多くて、時折の雲間から太陽光が差し込む程度でした。夕方になると風は少し強いものの、空はピーカンで、流星群の絶好日和になりました。20日同様天文教室は、丸沼高原の担当者Miyataさんが呼び込みをしていただき、昨日とほぼ同じくらいの方々が来られました。解説に気合が入りました。
20:00前、天空2000に着き、空を見上げましたら、西のやや高い位置に半月の月があって、月明かりが天空2000mのすばらしい星空を邪魔していました。天の川は薄口ですが、昨日にはかなわないですが、はっきり見えました。肝心のオリオン座流星群の方は、やはり、月明かりが影響してか?10数個になったようです(推測)。流星群観望の合間に持参した100mm双眼鏡で、上弦の月を観望してもらいました。こちらは見る方大きい歓声でした。さらに「すばる」、「アンドロメダ大銀河」、「ペルセウス座二重星団」「天の川」などを多くの皆さんに見てもらいました。いずれの天体も大歓声でした。22:00少し前に下りて、センターハウスの駐車場でNJP+双眼望遠鏡で木星を200倍で見てもらいましたが、こちらは歓声ひとつ出ませんでした。上層気流が木星をぶよぶよにして、輪郭や筋模様はいまいちにしたのでした。23:30ころ機材を撤収しました。
今回の流星群シリーズや9月の星空観察会いぜれも丸沼高原の多くの担当者の方々の底力があってのものでした。ここに無事に終えたこと大変ありがとうございました。
丸沼高原Hoshinoさん、Kobayashiさん、Miyataさん、それから、一緒に行きましたFujisawaさん、大変ありがとうございました。                                    Kishino

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