2012年5月23日水曜日

世紀の金環日食観望会開催できました。

その1報告
1年前から準備していた世紀の金環日食の当日になりました。何とか雲間から金環日食が観望できそうとの天気予報でした。前日の20日(日)、20:00からこの手賀沼蓮の花群生地に現地入りして、機材を組み立て気合を入れていましたが、まったく星が見えず、明日朝の金環日食はかなり危うい状況にありました。機材は、TSA102望遠鏡+安全フィルターの観望用、FS102双眼望遠鏡+安全フィルターを二人で見られるようにして、SE120望遠鏡を投影式に、300mm+LPI+パソコンで見る、年月日時間のピンホール式、望遠鏡レンズなどで撮影する準備をしました。今回の機材で金環日食を観望する目的は、他の観望会では安全メガネで観望するケース(安全めがねでの太陽の大きさは小指の先ほどの小さなもので、あまり迫力がありません)がほとんどなので、リアルに大きく見え迫力のある金環日食観望会にしたかったのです。また、活発な黒点も観望会してもらいたかったためです。4時過ぎ仮眠から起きて、辺りを見回しましたが、薄暗く雲が全天覆っていました。東の空を見るとわずかに太陽の明かりが見えていました。何とか晴れてたくさんの参加者があればなあーと思いつつ・・・。朝食のカップラーメンとパンとバナナを食べていると参加者の皆さんが集まり始めて、「おはようございます。どうぞ、お願いします。」と挨拶を交わして、空を見上げると東の空付近を除いてすっきりした晴れの区域に入ってきました。「これは、すごい。このまま本番まで続いてくれれば・・・」。そうこうするうちに5:30となり、予定の金環日食の解説時間です。すでに70、80名くらいの方々が集まってこられ、皆さん、空を見上げて「良いぞ、このままで、期待できるぞ・・・」などなど口々に。まず、金環日食の仕組みを説明し、次に金環日食の見方を説明しました。説明の最後に「この世紀の一瞬の金環日食になったとき、皆さんで万歳三唱しましょう」と提案したところ、皆さん、大きな声で「はい。OK]との返事。いよいよ、金環日食第一接触の6:19近くになりました。このときには、すでに100名を超える大変にぎやかになっていました。さあ、第一接触の時間19分になり、大声で「金環日食開始」とアナウンス。一瞬、静まりかえって、皆さん太陽に月が接触したのを目をもらして見入っていました。少し時間がたって太陽の上部右に欠ける状態が確認できると大声を出して、「やったー、すごい・・」と同時に拍手の渦になりました。この時点では、太陽はほとんど雲が掛かっていなく、望遠鏡を通して、活発になっている黒点群がはっきり見えて、皆さん、「すごい、ええー??」など。
raiさん、Kounoさん、Tomatuさん、Naitouさん、世紀の金環日食大変お疲れ様でした。

2012年5月20日日曜日

明日21日(月)金環日食観望会開催します。

明日、21日(月)金環日食観望会開催します。予報は曇りでかなり、期待は難しそうですが、一抹の期待を込めて開催します。5;30から金環日食の解説をします。6;15ころからは金環日食の本番になりますので、金環日食の状態については、
話すことができますが、仕組みなどは解説などはできませんので、どうぞ、よろしくお願いします。
東葛星見隊 岸野

2012年5月19日土曜日

5月13日(日)Enjoy手賀沼

東葛星見隊は、5月13日(日)Enjoy手賀沼に参加して来ました。今回の東葛星見隊のイベントは太陽の黒点・プロミネンス、金環日食、望遠鏡操作体験、東葛星見隊天体写真掲示をしました。天気に恵めれて、朝早くから東葛星見隊ブースに参加者が来られてプロミネンス、黒点を見入っていました。我孫子市、柏市、その他市総合計411名の方々が東葛星見隊ブースに来られました。今回は、金環日食間近と言うことで、来られた方々はどのように見たらよいのか、どの方向が良いか、何時ころに金環日食状態になるかなど、関心がかなり高かったです。ピンホール式金環日食板には、金環日食日時分秒の2mm穴を開けて50cm下にある白紙に金環日食を投影する面白い物を作って展示しました。面白そうなので人気がありました。
午前中快晴で、プロミネンスがすっきり、はっきり見えて「これなんだ??」「へー??」などなど不思議なものに見入っていました。また、黒点も活発で、地球の10倍クラスの大きなものがあり、「ううー??」「これが地球の・・・」と声を上げて見入っていました。黒点コーナーは、直接アイピースで30倍と60倍の2通りで見てもらいました。今回は金環日食があるので、投影式も取り入れました。写真展も見ている方々が前年より多かったように感じました。
Onoさん、Kitazumeさん、kounoさん、Sasanumaさん、Naitouさん、Fujitaさん、Fujimakiさん大変お疲れ様でした。